マンガ・アニメーター Pro 操作マニュアル

静止画・動画・音声・テキスト・図形を組み合わせて、マンガ動画やモーションコミックを作れる自作の動画編集ツールです。
このマニュアルは Manga-Animator-Pro40.py(パスワードなし版)の実画面を撮影して作成しています。

目次
1. 画面全体の構成
2. 基本的な作業の流れ
3. 「設定」タブ
4. 「映像」タブ
5. 「音声」タブ
6. 「テキスト」タブ
7. 「図形」タブ
8. タイムライン操作
9. 動画の書き出し

1. 画面全体の構成

起動直後の全体画面
起動直後の画面(「設定」タブが選ばれた状態)
左側パネル「設定・映像・音声・テキスト・図形」の5タブ。ここで各パーツを作り、タイムラインに追加していく。
中央キャンバス「元画像/動画」。選んだ素材のカメラワーク(拡大・移動範囲)を直接ドラッグして編集できる。
右側キャンバス「プレビュー」。実際に書き出される映像の見た目を確認しながら、クリックやドラッグで位置調整ができる。
左下「動画を生成!」ボタンと進捗バー。すべて配置し終わったら最後に押す。
画面下部タイムライン。Audio/Video/Text/Shapeが各3層、計12トラック使える多層構成。
画面上部のタイトルバーには「ライセンス認証済み」の表記がありますが、これは40.py(パスワードなし版)のため、起動時の認証ダイアログは出ません。

2. 基本的な作業の流れ

① 「設定」タブで素材フォルダを選び、出力サイズ・背景を決める
② 「映像」「音声」「テキスト」「図形」の各タブでパーツを作り、「タイムラインに追加」でトラックへ配置
③ 画面下部のタイムラインでクリップの位置・長さを調整(ドラッグで移動、端をドラッグで長さ変更)
④ 中央キャンバス/右プレビューで見た目を確認しながら微調整
⑤ 左下の「動画を生成!」ボタンで書き出し

3. 「設定」タブ

設定タブ
設定タブ:素材フォルダ選択、出力サイズ、背景、音声波形表示
素材フォルダ選択画像・動画・音声を入れたフォルダを指定。「サブフォルダも含める」にチェックすると、中の階層まで再帰的に検索する。
名書き出すファイル名(拡張子なし)。
出力FPS24 または 30 コマ/秒を選択。
解像度プリセット横長HD(1920x1080)・縦長HD(1080x1920)・正方形(1080x1080)・任意設定から選択。
背景単色/縦グラデーション/横グラデーション/ぼかしの4種類。色は右のカラーボタンで指定。
音声波形を表示チェックすると、指定した位置(X%,Y%)に音声の波形アニメーションを重ねて表示できる。

4. 「映像」タブ

映像タブ
映像タブ:画像・動画クリップの配置とエフェクト設定
レイヤーVideo 1〜3 のどのトラックに置くか選択。数字が大きいほど上に重なる。
素材選択設定タブで指定したフォルダ内の画像・動画から選ぶ。
効果「ズーム(Start→End)」「カメラワーク」「集中線」「揺れ」「フラッシュ」「セピア」「モノクロ」から選択。効果ごとに専用の詳細設定(強さ・密度など)が下に表示される。
X(%) / Y(%) / 縮尺画面内での位置と大きさ。プレビュー画面をドラッグしても同じ値が変わる。
移動チェックすると開始位置→終了位置へ動かす「モーション」を設定できる(終X・終Y・終縮尺)。
フェードイン・アウトの秒数、クロスディゾルブ(前後のクリップと自動でつなげる)を設定。
透過グリーンバック等のクロマキー合成。色・許容範囲・ぼかし・収縮を細かく調整可能。スポイトで背景から直接色を拾える。
動画専用設定再生速度(x0.5〜x2.0)、逆再生、動画の音声をAudioトラックに自動配置するかどうか。

5. 「音声」タブ

音声タブ
音声タブ:BGM/効果音の配置とアフレコ録音
レイヤーAudio 1〜3 のどのトラックに置くか選択。
ファイル追加音声ファイルを選んでタイムラインに配置。
Vol%音量(0〜500%)。
フェードイン・アウトの秒数。
🎤 アフレコ録音マイクを選んでその場で録音できる機能。マイク一覧は🗘ボタンで再取得。録音したファイルは自動でタイムラインに配置される。
このスクリーンショットでは「0: BlackHole 2ch」という仮想オーディオ機器が写っていますが、これはこのMacの環境固有の一覧です。実際のマイクを挿していれば、その名前が並びます。

6. 「テキスト」タブ

テキストタブ
テキストタブ:セリフ・テロップの入力(例文「な、なんだってー!!」を入力した状態)
簡単設定「標準」「叫び」「モノローグ」「YouTuber風」のワンクリックプリセット。フォント・縁取り・影などがまとめて設定される。
レイヤーText 1〜3。
効果「タイプライター」「フェードイン」「振動」「ポップアップ」のテキストアニメーション。
テキスト入力欄複数行のセリフ・テロップを入力可能。
フォント/サイズインストール済みフォントから選択。
太・縁・影・座布団太字、縁取り(色・太さ)、影、背景の色つき帯(座布団)をそれぞれON/OFF。
角度テキスト全体の回転角度。

7. 「図形」タブ

図形タブ(四角形)
図形タブ:面図形(四角形/角丸四角形/楕円/三角形)を選んだ場合
レイヤーShape 1〜3。
図形四角形・角丸四角形・楕円・三角形・直線から選択。種類によって下の設定項目が自動で切り替わる。
アニメ「フェードイン」「振動」「ポップアップ」。
塗り色・透過度面図形の塗りつぶし色と透明度(0〜255)。
枠線枠線のON/OFF・色・太さ。
図形タブ(直線)
図形タブ:「直線」を選ぶと、矢印などの始点・終点キャップ設定に切り替わる
線の色・太さ直線そのものの見た目。
始点/終点「なし」または「矢印」。矢印を選ぶと、矢印サイズ・角度の詳細設定が追加で表示される。

8. タイムライン操作

タイムライン部分の拡大
画面下部のタイムライン(12トラック:Audio1-3 / Video1-3 / Text1-3 / Shape1-3)
再生コントロール左上の「<」「▶」「>」で1コマ戻す・再生・1コマ進める。
拡大・縮小右上の「+」「−」でタイムラインの表示倍率を変更。
クリップ選択クリックで選択、ドラッグで移動。端をつまんで長さ変更。
右クリックコンテキストメニュー(コピー・削除など)を表示。WindowsではCtrl+クリックでも同じ操作が可能。
ショートカットDelete/BackSpace=選択クリップ削除、S=クリップ分割、Ctrl+C/V=コピー&貼り付け、Ctrl+Z=元に戻す、Esc=選択解除。

9. 動画の書き出し

すべてのパーツをタイムラインに配置し終えたら、左下の「動画を生成!」ボタンを押します。進捗バーが進み、完了すると設定タブで指定したファイル名で動画が書き出されます。書き出しにはFFmpegが必要です(同じフォルダにffmpeg実行ファイルが必要)。

このマニュアルは、パスワードなし版(Manga-Animator-Pro40.py)の画面を自動操作で撮影して作成しました。パスワード付き版(Manga-Animator-Pro40L.py)も画面・機能は同一です。

パスワード(配布版の起動時)

配布版(パスワード付き)は、起動時にパスワードの入力画面が出ます。noteメンバーシップ「研究員(980円)」の今月のパスワードで開けます。